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◆ ALT属性(代替テキスト)の使い方

ALT属性で指定する代替テキストには、どのような書き方すればいいのか? 画像のタイプや用途別に、代替テキストの使い方を説明しましょう。

ファイル名(***.gif)を書いている人や、どういった画像かの説明を長々書いている人などもいますが、それでは役に立つテキスト=画像の「代替となるテキスト」とは言えません。

あくまでも「ALT属性」は、画像が表示されていない場合の代替テキストにすぎません。
もし、説明を書くなら、「title="説明文"」の属性を加えましょう。title属性でも、30字以上になる場合は通常の段落で説明するか、他に説明するページを作りましょう。画像が表示されるとALT="代替テキスト"よりもtitle="説明文"が優先表示されます。

・メニューボタン

下のようなメニューボタンでは、画像の役割は明確です。この絵は「Link」という字を飾っているので、代替テキストもずばり「Link」でOK。画像が表示できない環境でも、目的のメニューをちゃんと選べるようになります。

ソース:ALT="代替テキスト"のみ
<A HREF="**.htm">
<IMG src="kuma.gif" alt="link" width="126" height="40">
</A>

表示結果:ALT="代替テキスト" のみ
link
この画像はK's Parts Landさんより、戴いた画像です。

ソース:TITLE="説明" を加えたもの
<A HREF="**.htm">
<IMG src="kuma.gif" alt="link" title="この画像はK's Parts Landの画像です" 
width="126" height="40">
</A>

表示結果:TITLE="説明" を加えたもの
link


・飾りのためのリストマークマーカー(リスト・マーク)

ページを装飾する以上の意味がないアイコンの場合、W3Cでは「ALT=" " にしてもいいよ」となっていますが、非視覚者のためにも「ALT="リスト"」「"マーカー"」「"マーク"」書きましょう。

ソース:

<IMG src="apple.gif" width="25" height="27" alt="リストマーク">今月は、アップルパイ

表示結果:リストマーク今月は、アップルパイ
この画像はK's Parts Landさんより、戴いた画像です。


・タイトル画像や「作品」として貼り込んでいる画像

ホームページのタイトル画像や写真ギャラリーの各作品などには、画像解説をつけておくのが妥当です。大きな画像は、解説に加え「ファイル名、ファイルサイズ」を書いておけば、完璧です。

HTMLソース:

<SMALL> パリ・「エッフェル塔」 89,130バイト</SMALL><BR>
<IMG src="FR_K003.jpg" width="455" height="312"
alt="「エッフェル塔」写真、89KB">

表示結果:
 パリ・「エッフェル塔」 89,130バイト
「エッフェル塔」写真、89KB
この画像はG-TOOLさんより、戴いた画像です。


・画像の罫線

罫線の代替テキストがないと、非視覚者には意図した区切りでなく単に画像になってしまいます。
だからといって「ALT="これは、次の文章に移る罫線で、ピンク色のハートの模様が縦のライン上に並んだ可愛い画像です"」などと長い解説は見苦しいでしょう。

罫線代わりに貼り込む画像には、「ALT="罫線"」「ALT="ライン"」「ALT="区切り"」)です。
画像の多くなる環境も意識するならば、罫線代わりに画像を使うのは控えたが無難です。(画像が多いと、重い!!)

罫線利用での例:
ライン
この画像はふぁんし〜・ぱ〜つ・しょっぷさんより、戴いた画像です。


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