ココまでで「HTML・スタイルシート」がどのような感じは、つかめたと思います。
背景画像「HTML」では、非推奨になるまで<BODY>要素の属性にしていました。
<BODY BGCOLOR="色の値">が背景色
<BODY BACKGROUND="画像ファイル名">が背景画像でした。
この属性指定は非推奨です。スタイルシートの設定で説明します。
スタイルシートでは、外部スタイルシートファイルをリンクするか、<HEAD>要素内の<STYLE
type="text/css"><!--直下に下のスタイルを記述します。今回は後者の説明をします。
BODY{background-color:色の値;}の背景色の代わりに
BODY{background-image:url(’画像ファイル名’);} にします。
例:body{background-image:url('abcde.gif');}
この、指定で壁紙をタイル上にページ一面に画像を張り詰めます。
background-image:の値は、url('ファイル名')と none です。 none で背景画像を解除します。
このページと内容で背景画像のサンプルを用意しました。
スタイルシートでは並べ方や配置・位置をある程度自由に設定できます。
この、指定では縦方向か横方向に一列だけ壁紙を並べます。
BODY{background-image:url(’画像ファイル名’);} の真下にbackground-repeat:並び順値; を使い
BODY{background-image:url(’画像ファイル名’);
background-repeat:並び順値;} を記述します。
並び順 | 解説 |
---|---|
REPEAT | 初期値、ページ全体に画像を張り表示します。 |
REPEAT-X | 左上から横に一列並べ表示します。サンプル |
REPEAT-Y | 左上から縦に一列並べ表示します。サンプル |
NO-REPEAT | 左上に一つだけ表示します。サンプル |
この、指定箇所(値)を中心としてページ全体に壁紙を表示します。
表示の方法は、左右方向と上下方向で指定します。
BODY{background-image:url(’画像ファイル名’);} の真下に
background-position:左右値[]上下値; を使い
注意:[]は半角スペースです。
BODY{background-image:url(’画像ファイル名’);
background-position:左右値[]上下値;} を記述します。
サンプル
左右値 | 解説 |
---|---|
LEFT | 背景画像の表示位置を領域の左端に配置します。 |
CENTER | (初期値)背景画像の表示位置をページ全体に対して中央に配置します。 |
RIGHT | 背景画像の表示位置を領域の右端に配置します。 |
% | 背景画像の表示位置を割合で比率指定します。 |
数値単位 | 背景画像の表示位置を領域の左端からの距離を指定します。「px」ピクセルや「em」「cm」等の数値 |
上下値 | 解説 |
---|---|
TOP | 背景画像の表示位置を領域の上端に配置します。 |
CENTER | (初期値)背景画像の表示位置をページ全体に対して中央に配置します。 |
BOTTOM | 背景画像の表示位置を領域の下端に配置します。 |
% | 背景画像の表示位置をパーセンテージ割合で比率指定します。 |
数値単位 | 背景画像の表示位置を領域の上端からの距離を指定します。「px」ピクセルや「em」「cm」等の数値 |
背景画像を動かさずにスクロールバーで文字(テキスト)だけ動かします。IEのみ
「BODY{background-image:url(’画像ファイル名’);}」の真下に「background-attachment:固定値;」を使い
「BODY{background-image:url(’画像ファイル名’);
background-attachment:固定値;}」を記述します。
サンプル(背景は、“ガラスのピラミッド”です。)
固定値 | 解説 |
---|---|
SCROLL | (初期値)背景画像ごとスクロールします。 |
FIXED | 背景画像は固定しテキストのみスクロールします。 |
背景画像を簡略化しまとめて設定する便利な方法がスタイルシートで出来ます。(簡略化プロパティといいます)
指定する順序に注目してください。 注意:[]は半角スペースです。
body{background:背景色値[]背景画像[]リピート値[]アタッチメント値[]ポジション左右値[]ポジション上下値;} という順番に半角スペースを挟みながら値のみを指定します。
例:body{background:#ffffff url('画像ファイル名') repeat fixed left top;}
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