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URL(URI)って?

URIとは、
URI(Uniform Resource Identifier)は、 インターネット上の情報の所在を指定する URL(Uniform Resource Locator)インターネットの所在地を表記する方法や URN(Uniform Resource Name)インターネット上でリソースを特定する情報などの総称です。詳しくは、W3CのURIs, URLs, and URNs: Clarifications and Recommendations 1.0をご覧下さい。

URL(Uniform Resource Locator)とは、インターネット上のリソース(HTMLファイルや画像ファイルなど)があるポイントを示す文字列の書式です。一般的に「ホームページアドレス」という呼び方をし、「インターネット上のホームページへの住所」と言うことです。

住所の書式が「郵便番号、県名、市名、町名……」という一定の書式で記されるように、URLの書式にも一定のルールがあリます。(最近の郵便は郵便番号と町名から下と名前で届きますが・・・)

例えば、「http://www5a.biglobe.ne.jp/~cookies/url/04_02.htm」というURL、これがどういう意味を持っているのか、分解して仕組みを見てみましょう。「 ~=チルダ」これは、簡単に説明すると特定階層を省略(飛ばす)したものを表してます。

URL仕組み図
 URLは、上の図のように4つの部分から成り立っています。


◆ URLを構成する4つの要素

・プロトコル名(スキーム名)

インターネットで通信するときの「プロトコル」とは、データをどのような形(リソースの種類)で送信し、受信するかという取り決めのことをいい、お互いにプロトコルのとおりに通信することで、正しくデータのやりとりができるようになります。

「http」は「ハイパーテキストの転送プロトコル(hyper text transfer protocol)」の略で、Web上のデータを送受信する際に使うプロトコルです。
余談ですが、他に、ファイルを転送するときの「FTP(file transfer protocol)」などもあり、自分のマシン内のファイルをWebブラウザで見るときは一つの「file」として表示されます。
他に、wais、mailto、telnetなどがあります。

・サーバー名(ドメイン名)

インターネット上に存在する無数のサーバー(プロバイダーやスペースを借りた所)のうち、どのサーバーに存在するリソースかを識別します。つまり、「地球上のどこの国のどのサーバーか」を示します。住所でいえば日本の都道府県の市区町村と言った感じです。

・ディレクトリ

これが、あなたが借りたファイルスペースです。この場所にFTPを使いアップロードし皆さんに見てもらうわけです。その後の“/=スラッシュ”は階層ファイルでテーマ(話題)や画像をファイル名別に分類して保存するための下層ディレクトリになります。住所でいえば番地のような物です。

サーバーの中の、どのディレクトリに存在するリソースかを示します。先ほどの頭にチルダ( ~ )がつくものは「ホームディレクトリ」と呼ばれるものです。
一般のプロバイダーでは、ユーザーがホームページを作るとき、自分のディスクスペースの中に「public_html」など特定の名前のディレクトリを作り、その中にデータを置くようにします。(チルダ( ~ )が無い場合もあります。)
(チルダ( ~ )は、プロバイダーのスペースを借りたときに勝手に付きます。)

先ほどのユーザー名が「cookies」で、ホームページ用のディレクトリ名が「public_html」だとすると、外部から「~cookies」と指定したときに、実際には「piblic_html」が参照されるわけです。「url」は、ユーザーディレクトリの下に作ったサブディレクトリ(この場合public_html/url)を指します。

・ファイル名

ディレクトリ内のファイル名を特定します。住所でいえば最後の「氏名」に相当する部分です。


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