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改行

記述されたHTML文書は、Webブラウザで表示させたとき、ウィンドウの幅に合わせて適当な位置(アルファベットは、綴り)で自動的に改行が行なわれます。このページを表示させているWebブラウザのウィンドウの横幅を変えてみてください。

ある程度(フォームと画像を使っている所)までは、文章が読めるように自動改行されますね!
Webブラウザの下にスクロールバーが出ると自動改行はしません。

このページを表示させたウィンドウの横幅を変えると、下にある罫線の幅も自動的に変わります。HTML では、レイアウト幅を指定しない限り、どんな環境(ディスプレイが小さい場合など)でもページをちゃ〜んと見られるようにWebブラウザが自動的に処理しているためです。


◆ HTMLの文書中(テキスト)の改行

改行コード(Enterキー)では、改行しないョ!「あれっ?」と感じた方もいるかもしれませネ!。 @E-メールようなテキストベースは、文章の途中で改行(Enter キー)した場合の改行は実行しますが、HTML で同じように改行(Enter キー)しWebブラウザで表示してみてください。下記の表示結果のようになってしまいます。

ソース:

BR要素のサンプルソース

表示結果:
例えば、こんな風に 改行(Enterキー)を、押しても 改行できません。 ですから、“ BR ”という要素を使います。

文中に、Enterキーを押し改行(コラムの幅に合わせて改行)を入れて4つの行に区切ったはずが、Webブラウザ上では改行がまったく無視されてしまいました。これは、Webブラウザでは改行コードが無視されてしまうためです。 このほかにも、HTMLでは、半角スペース(全角のスペースは表示される)、TABキーなども無視されます。
Netscape Navigator.で表示したときは、ソースの改行コードがあった位置に半角スペースが入る。

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◆ 強制で改行するBR要素

改行サンプル図
<BODY><DIV>
例えば、こんな風に<BR>
改行(Enterキー)を、押しても<BR>
改行できません。<BR>
ですから、“ BR ”という要素を使います。
</DIV></BODY>

HTMLでは、基本的にWebブラウザの自動改行に任せ、必要では無い限りページ制作者自らが改行位置を指定することはありません。上図参照:同じ文章中(本文中)で「確実にココで改行させたい」という場合には、BR(強制改行)要素を利用します。

<BR> 要素には終了タグは、いりません。開始タグの「<BR>」を強制改行させたい位置に書き込むだけです。これを、「空要素」といいます。XHTMLは、<br />と記述します。

改行タグです。

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・空要素と省略タグ

HTMLのタグには、開始タグと閉じタグがあり、開始タグは要素の始まりを示し、閉じタグは要素の終わりを示す事はお解かりでしょう。しかし、例外的に閉じタグの存在しないタグ(要素)もあり、開始タグのみを記述するものを「空要素」といいます。
また、空要素ではないのですが「省略要素」として扱うタグ(要素)もあります。
省略要素は、基本的に省略しない方が良いでしょう。

上記参照の<BR>も「空要素」の一つで、「この位置で改行する」という指定を出すタグです。
空要素(赤色文字)や省略要素(黒色文字)といわれるタグは、以下の通りです。(非推奨も含まれます。)
AREABASEBASEFONTBGSOUNDBRCOL|DD|DT|EMBEDFRAMEHRIMGINPUTISINDEX|LI|LINKMETA|OPTION|P|PARAMSPACERWBR 

また、XHTMLでの「空要素」は<BR />|<COL />|<HR />|<IMG />|<EMBED /> のように「半角スペースと /スラッシュ」を要素の最後に記述します。また、「省略要素」は必ず閉じタグを記述します。

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◆ 改行禁止とテキストラップ(IE,NNのみ)

通常、Webブラウザはウィンドウの幅に合わせて適当な位置で自動的に改行が行なわれますネ、その改行を強制的に止めさせるタグがあります。「<NOBR>文字列</NOBR>」これが、改行禁止の要素です。
それでも、<NOBR>タグの中(実行中)でも改行しても良い場所(テキストラップ)に「<WBR>」と記述すると<WBR>(空要素で閉じタグはありません)の後ろの文字から改行します。<NOBR>や<WBR>要素は、Internet Explorer.(IE) や Netscape Navigator.(NN)のみ有効なタグです。

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◆ BR要素を使わずに改行させる

通常、HTMLは<BR>で改行しますが、プログラムのソース(コード)や崩すことの出来ない形を表示する場合に使われる要素があります。整形済みテキストと言われるものでテキスト内に書いた文字・空白・改行をそのまま表示します。

<PRE>〜〜〜</PRE>の囲まれた部分が、HTML文書内に書いた文字・空白・改行をそのまま表示します。ただし、<PRE>要素内に使える要素は限られるため普通に使用できません。
サンプルと表示結果は別ページpre.htmlにて記載しています。

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タグ解説


BR

強制改行:

HTML の文章の中に<BR>タグの位置で、文章を強制的に改行させます。
終了タグ「</BR>」は要りません。これを、空要素と言います。
<P>とは違い、上下に余白ができません。
余談:XHTMLでは、<br />と記入しなければ、いけません。

以下のようなHTMLをWebブラウザで表示すると、<BR>タグの位置で文章が改行されます。
改行サンプル図

ソース:
例えば、こんな風に<br>
改行(Enterキー)を、押しても<br>
改行できません。<br>
ですから、“ BR ”という要素を使います。

表示結果:
例えば、こんな風に
改行(Enterキー)を、押しても
改行できません。
ですから、“ BR ”という要素を使います。


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